クリスマスが近づいてくると、街中がキラキラとした装飾に彩られてワクワクしてきますよね。
自宅でクリスマスリースやクリスマスツリーを飾る方も多いのではないでしょうか。
クリスマスリースは、色々な場所に飾りやすいサイズ感が魅力。
目線に近い高さに飾ることが多いので、自然と視界に入りクリスマス気分を高めてくれます。
玄関やお部屋にリースを飾ると、ぐっとクリスマス気分が盛り上がりますよね。
そんなクリスマスに欠かせないクリスマスリースに、どんな意味が込められているかご存知ですか?
今回は、クリスマスリースに込められた本当の意味をご紹介します。
クリスマスリースに込められた意味
クリスマスリースが持つ意味は大きく分けて4つあります。
魔除け
クリスマスリースの装飾でよく使われるモミやヒイラギなどの常緑樹は、古くから強い生命力の象徴とされてきたこともあり魔除けの意味があります。
特にヒイラギの葉は生命力の源とされ、魔物などの悪いものから身を守ってくれると信じられてきました。
葉自体に殺菌作用や抗菌作用があるため、「災いから家族を守るもの」といった意味が生まれたそうです。
玄関のドアに飾ることが多いのも、家の中を守るという意味や出かけた家族が無事に帰ってくるようにという願いが込められるためだそう。
豊作祈願
クリスマスリースの装飾に使われている松ぼっくりやリンゴ、ブドウの蔓、麦の穂などは「冬の寒さに負けず、作物が豊富に育ちますように」という意味が込められています。
本年の収穫への感謝を表すとともに、翌年の豊作を願って飾られていたのです。
しめ縄のような新年の幸福
日本ではクリスマスが終わると装飾を片付けてお正月飾りに変えるのが一般的ですが、 キリスト教圏では年明けまでクリスマスリースやツリーを飾る家庭が多いそう。
キリスト教では、クリスマスイブまでのおよそ4週間はキリストの降誕を待ち望む「アドベント(待降節)」という期間にあたります。
そして、クリスマスの12月25日から主の洗礼の祝日(※年によって異なる)までのおよそ2週間は、キリストの誕生を祝う「降誕節」という期間にあたります。
このアドベントと降誕節の期間にクリスマスリースを飾る家庭が多いようです。
クリスマス飾りは、日本のお正月飾りのように新年の幸せを願う役割も持っているんですね。
年末年始に海外旅行に行く方は、街中や玄関のドアにリースが飾られているかチェックしてみてはいかがでしょうか。
永遠の愛
丸い輪の形をしたリース。
「始まりも終わりもない」ことから、「永遠」の象徴とされています。
ここにキリスト教の教えが合わさり、古くから「永遠の神の愛」を表すものとして考えられています。
とても縁起の良い意味が込められていることから、ウェディングシーンでのリースブーケも人気ですね。
どこに飾る?リースの飾り方アイデア
「リースを飾りたいけど、どこに飾ればいいか分からない」
「賃貸住宅なので壁に穴を開けられない」
そんなお悩みを抱える人のために、お部屋を傷つけない飾り方をいくつかご紹介します。
ご自身のお部屋に合った飾り方で、クリスマスの装飾を楽しんでください。
玄関やドアに飾る
お家の顔である、玄関。
玄関にリースを飾れば、帰宅するたびに嬉しい気持ちになれますし、自信を持ってお客さんを出迎えられます。
玄関やドアにリースを飾る時は、リースフックを使うのがおすすめ。
ドアの厚みを利用して引っ掛けるだけでリースを吊ることができるので、傷もつきません。
色やデザインがシンプルなフックを選ぶと、アレンジメントが引き立ちます。
アレンジメントを飾らない時期は、帽子など軽い物を置く場所として活用していただくこともできますよ。
壁に飾る
リビングなどの壁に飾れば、いつでも目に入るので見るたびに嬉しい気持ちに。
インテリアに合わせてリースの色味やデザインを選ぶのも楽しいですよね。
貼って剥がせるタイプの粘着フックを使えば、ドアや壁を傷つけることなく場所の移動も簡単にできます。
耐荷重量の関係で落ちてしまうこともあるため、心配な場合は強力なものを選ぶか2個使用するなどして工夫してみてください。
置いて飾る
フックを使うのが難しい場合は、窓辺や棚などの家具の上に立て掛けるようにして飾るのがおすすめです。
リースをケーキに見立ててケーキスタンドやお皿の上などに寝かせるように飾るのも、お店のディスプレイのような雰囲気が出てとっても素敵ですよ。
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